年金を分かりにくくしている理由として、年金の種類が多い事と、いろんな呼び名がありすぎて、訳がわからないという事があると思います。
そこで、なるべく分かりやすく、ご説明したいと思います。
目次
年金の大きな枠組みは?
年金の呼び名が色々ありすぎる!
まず最初に、よく分からなくなってしまうのが、呼び名の違いです、
『年金』と呼んだり、『年金保険』と呼んだり、『国民年金』『厚生年金』と
呼んだり、え?年金保険ってなに?いわゆる年金とは別物?
国民、厚生って何?と、もうそこで嫌になってきます。
そこで、年金の大きな枠組みをご説明致します。
年金保険と年金は同じ!
国の社会保障制度の中の → 社会保障の項目に → 年金保険というものがあり、
それを年金と呼ぶ。つまり『年金保険』と『年金』は同じ意味。
国民年金と厚生年金の違い!
そして、年金(年金保険)にも、加入者の生活状況によって2種類に分かれれます。
別れた後に、それぞれの年金の種類に分類されます。
① 国民年金 (自営業、学生、主婦、パート、無職等の方)
『国民年金の給付の時の名前』
老齢基礎年金
障害基礎年金
遺族基礎年金
付加年金
寡婦年金
死亡一時金
② 厚生年金 (民間企業で働く方が加入)
『厚生年金の給付時の名前』
老齢厚生年金
障害厚生年金
遺族厚生年金
まとめ
これだけの種類に分けられております、ですので、それぞれの年金名で呼んだり、
すべてひっくるめて年金と呼んだり、あまり理解していない人が、
年金と言っただけで老齢年金の事を話したりするので、ますます混乱してしまうのだろうと思います。
年金と似た表現で、『国民健康保険』や『社会保険』等があります、
こちらは、年金保険でなく医療保険になり、入院したり、病院へ行ったりした時に
医療費を負担して貰える制度なので別物です。
『年金保険』も、『医療保険』もどちらも納めたり、給付されたりする時に、
『~保険料』と表すのでややっこしいですが、別物です。
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