国民年金は、20歳~60歳までの40年間納めますと、現在の制度では65歳になった時に、満額の給付を受けられます。満額で月額6万5千円くらいです。
未納などがあったりしますと更にもらえる金額が低くなってしまいます。
しかし、20代で学生という事は普通にあります、学生のうちに月額16,490円はなかなかの負担です。
そういう方の為に、ある制度があります。
目次
学生納付特例制度とは?
学生納付特例制度でとりあえず免除できる
この申請を上げますと、一定の所得以下の学生は、国民年金を払わなくてよくなります。
ただし、『未納』にならないだけで、そのまま払わなければ、老後貰える年金額が減ってしまいます。
ですので、年金を支払う余裕のない学生の時は、一時払わなくて済み、その後、就職し働く様になって、余裕ができたら後から、払っていない分を『追納』する、という制度です。
未納にならない為にも追納しましょう!
『追納』は、10年間までは出来ます、月額約1万6千円を追納するのはかなり大変ですが、国民年金を満額、貰いたい方は余裕のある時に、徐々に納めて行く事をおすすめ致します。
そして、『学生納付特例制度』を知らなかった方は、2年1カ月はさかのぼって申請できますので、お住まいの市(区)役所または町村役場、もしくはお近くの年金事務所に相談してください。
一番良いのは、20歳の誕生月の前月又は当月上旬に、日本年金機構から届く「国民年金被保険者資格取得届書」を提出する際に、『学生納付特例』を一緒に申請しますと、忘れずに1回で済みます。
その為に、事前に、お住まいの市(区)役所または町村役場、もしくはお近くの年金事務所に連絡し、必要書類をそろえておくのが、最良と思われます。
まとめ
学生ですと、意外とばかにならない金額ですので、こういう制度を知っておき、うまく活用しましょう。
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