日本の税金制度は、複雑すぎます!そして、わざと一般人には分かりづらくして、文句が出ないようにしている、という噂もあります。
数が多いですし、国税、地方税、市町村税、と絡み合っていて、ますます分かりづらくなっております。
しかし、複雑だからこそ理解すれば、人よりお金を増やす糸口が・・・・という事で、なるべく簡単に、日本の税金について、ご紹介致します。
目次
日本の税金の種類とは?
税金の種類を紹介!
日本の税金は、大きく2種類に分かれます。
『国税』『地方税』
そして、『地方税』がさらに2種類に分かれます。
『都道府県税』『市町村税』
という事で、
『国税』
『都道府県税』
『区市町村税』
この3つが、日本の税金になります。
国税、地方税とは?
『国税』
国に納めるのが国税でして、所得税や消費税(地方消費税を除く)、相続税など、日本で生活する上での原則的な税金になります。
『地方税』
固定資産税、自動車税など保有の個人差があるものは、地方税になります。
都道府県と市区町村でどちらかに納めるものや、都道府県と市区町村両方に納めるものもあります。
何に対する税金なのか?税金の区分け方は!!
こちらも『国税』と『地方税』で区分けが変わります。
国税の区分けは?
まずは、税金の支払い方で、呼び名が変わります。
『直接税』・・・納税義務者、本人が直接払う税金。
『間接税』・・・必ずしも本人が直接税金を払うわけでなく、税の負担が移っていく。
『その他』・・・直接税にも間接税にも当てはまらない。
『何に対して、かかる税か』にて4項目に分かれます。
① 収得税・・・(直接税)
個人又は法人の所得によって、「これだけ払えるだろ」と取られる税。
- 所得税、法人税
② 財産税・・・(直接税)
個人又は法人の、所有する財産によって、「これだけ払えるだろ」と取られる税。
- 相続税、贈与税、地価税
③ 消費税・・・(間接税)
個人又は法人が、物やサービスを買ったり消費した時に「払え」と取られる税。なんでやねん
- 消費税、酒税、揮発税、地方道路税、石油税、航空機燃料税、石油ガス税、
- 電源開発促進税、たばこ税/たばこ特別税
④ 流通税・・・(その他)
個人又は法人の権利の得喪(トクソウ・得たり失ったり)という事実に対して「払え」と取られる税。
つまり、財産の移転に対して課税されるものです。
- 有価証券取引税、取引所税、とん税(重さのトン)、特別とん税、印紙税、
- 自動車重量税、登録免許税、日本銀行券発行税、関税
地方税の区分けは?
まずは、『都道府県』に納めるか『区市町村』に納めるかでわかれます。
さらに、『普通税』、『目的税』でわけます。
『普通税』・・・特にその使途を特定しないで徴収される税金のことです。
『目的税』・・・一定の政策目的を達成するために徴収される税金のことです。
① 都道府県税
(普通税)
道府県民税、事業税、地方消費税、不動産取得税、道府県、たばこ税、ゴルフ場利用税、特別地方消費税、自動車税、鉱区税、狩猟者登録税、固定資産税(特例)、法定外普通税。
(目的税)
自動車取得税、軽油取引税、入猟税、水利地益税。
② 区市町村税
(普通税)
市町村民税、固定資産税、軽自動車税、市町村たばこ税、鉱産税、特別土地保有税、法定外普通税
(目的税)
自動車取得税、軽油取引税、入猟税、水利地益税。
まとめ
というわけで、簡単にまとめても、こんなに複雑でした!
そして、こんなに種類があってこんなに払ってるのに、なんで税金足りないねん!!
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