サラリーマンの給料から引かれる社会保障料は何に使われるの?

サラリーマンの給料明細をみますと、『社会保険』『厚生年金』『雇用保険』『介護保険』等の項目で、がっつり給料から引かれているものがあります。

 

はたして、このお金は何処へゆくのか、払っている意味はあるのか?、払わなければいけないのか?、返して!!、など、普通に暮らしていますと、あまりありがたさを感じず、ただ高い印象の『社会保障のお金』について、ご紹介致します。

 

 

 

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国の社会保障制度について

給料から納めているお金は?

まず、給料明細から引かれている、『社会保険』『厚生年金』『雇用保険』『介護保険』この4つの項目は、『社会保障というしくみ』に納めているお金です。

 

 

 

日本の社会保障のしくみ!

『社会保障というしくみ』を簡単に説明しますと、「国民に不測の事態が起きた時」、もっと詳しくしますと、「病気や事故、出産・子育て、障害、失業、老齢」等で生活が不安定になった時に、国民から納めてもらった、『社会保障』のお金を使って、安心できる生活を保障します。

 

という制度です。

 

というわけで、日本国民、全員が入る、国の保険です。

 

運営しているのは、国(厚生労働省)、地方自治体、健康保険組合、等が中心です。

 

 

 

 具体的にどういう所で、社会保障を受けているのか?

普通に生活している上では、『社会保障』はあまりピンときません、実際どんな時に貰えているのでしょうか?

 

 

 

社会保険を納めているので受けれるサービス!

① 社会保険 (健康保険) 

 

  • あまり意識しませんが、きっちり社会保険料を納めていますと、健康保険証をもらえ、病院での診察を受けた時の医療費が、70%OFFになっています。

 

  • その他の給付項目です、『療養費』『高額療養費』『傷病手当金』『出産手当金』『出産育児一時金』『埋葬料』等、他にもあります。

 

 

 

厚生年金を納めているので貰えるお金!

② 厚生年金 (厚生年金に加入している方は同時に国民年金も加入している事になります。)

 

  • サラリーマンの場合、「国民年金」に上乗せして厚生年金に加入するため、受給額は老齢厚生年金(厚生年金)と老齢基礎年金(国民年金)の合算になります。

 今のところ通常65歳から受給できます。

 支払った期間によりますが、約12万前後くらい貰えるでしょうか。

 

 

 

雇用保険を納めていると貰えるお金!

③ 雇用保険

 

  • 失業した時に、失業給付、教育訓練給付、育児休業給付、介護休業給付、等が貰えます。

 

 

 

介護保険を納めていると受けれるサービス!

④ 介護保険

 

  • 40歳から、納め始める保険料で、介護サービスの費用の財源となります。

  介護が必要とされる状態になった時に、介護サービス費用の1割負担だけで済みます。

 

 

 

まとめ

という事で、身体が元気で、独身で、の方は、ただただ支払うだけの制度になってしまうのですが、将来家庭を持った時や、体が衰えてきた時に、非常に恩恵を受けられる制度になっております。

 

前回の記事で社会保障として納める金額例を出しましたが、

 

 

 

給与26万、賞与30万×2のサラリーマンの方で

 

大体、年間 『社会保険で19万』『厚生年金34万』『雇用保険1万5千円』『介護保険3万』

払うとしましても、受けられるサービスを考えれば、納得かなと思います。

 

厚生年金高いですけど、長生きすれば元をとれるかなあと考えて、支払っていきましょう。

 

サラリーマンはまずないですが、見払いがあると支給されない事もあるそうですから・・。

 

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