ボディメカニクスで腰痛を改善しましょう!腰を守る動作!③

健康
3dman_eu / Pixabay

腰痛持ちの方に、日常生活の動作に身体の中の『大きな筋肉』を意識して使うことで、腰への負担を少なくして腰痛を楽にする『ボディメカニクス』の理論をご紹介しております。

 

前回の記事で、身体の中の大きな筋肉が分かりました。

 

下半身の、『ふともも、おしり、ふくらはぎ』、そして上半身の『肩、胸、背筋(背中)』になります。

 

それでは、腰痛になりやすい体勢をまず見てみましょう。

 

 

目次

 

 

腰に負担がかかる体勢とは?

足を伸ばした前かがみが危険!

腰を痛めてしまう姿勢とは?

 

① 前かがみで物を持ち上げる。

 

② 椅子やあぐらで座った体勢で猫背(背中を丸める)。

 

③ 急に腰をひねる、急に腰を反る。

 

④ 中腰で重いものを引っ張る。

 

などなどです。

 

では、こうならないように『大きい筋肉』を使う姿勢に変えてみましょう。

 

 

 

ボディメカニクスの基本姿勢!

まずは、『ボディメカニクス』を活用する為の基本姿勢をご紹介致します。

 

① まず、一番左の姿勢、しっかり足を開きます。肩幅よりちょっと広いくらいです。

 

② まん中は、腰に負担をかけないように、太ももの筋肉で体を支える姿勢です。ここで気を付ける事は、なるべく、つま先がかかとより前に出るようにする事です。そうしますと、膝に負担がかかるのを避けれます。

 

③ 一番左の体勢は、まん中の体勢じゃしんどいときに、こちらも使えます、立て膝をついても大丈夫ですが、こちらも膝を守るため、なるべく、つま先をかかとより前に出すようにしましょう。

 

この三つを無意識で出来るように、練習しましょう!あと背筋を伸ばすのもポイントですので、合わせて意識してください!

 

 

 

ボディメカニクスを活用した姿勢!

① 荷物を持ち上げる時や、お子さんを抱える時など、しっかり腰を落としましょう。

 

② 身体に密着させましょう、背筋を伸ばして下半身の力で立ち上がりましょう。

 

③ 重い荷物を、手前側に引き寄せ、持ちあげる場合など、腰が落とせない場合もあると思います。そんな時は、てこの原理や3点支え持ちなどで腰を守りましょう。

下記では、おなかを机にくっつけ、さらに右手で机の端を持ち、負担を分散させます。そして腕、肩、背筋などを使って、持ちあげます。

 

このあたりの動作の繰り返しで、かなり『腰痛』が抑えられます。

 

ただついつい忘れてしまうのが難点ですが、『大きい筋肉』使えてるかなぁと日頃から意識する癖をつけましょう。

 

 

 

まとめ

数日間意識して実行しますと、太ももが筋肉痛になり、腰は楽になってきますので、是非試してみて下さい!!

 

ふとももは『大きい筋肉』なのですぐ強くなってくれますので筋肉痛に耐えましょう!!

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました