前回、『ボディメカニクス』の『大きな筋肉』理論を使って腰痛対策を実施しましょうという事で、『ボディメカニクス』の紹介を致しました。
では、腰に負担をかけないようにするには、どの筋肉を使えば良いのでしょうか。
今回は、身体の筋肉について、見て行きたいと思います。
目次
身体の中で大きい筋肉とはどこでしょう?
人間の身体の筋肉の大きい部分は果たしてどこでしょうか?
大きい筋肉は、上より下、外より内!
これを簡単に覚えるには、ポイントが2つ!
① 『上より下』 ② 『外より内側』
になります。これだけですと何のことやらなのですが、人間の体の構造上、『上半身よりも下半身』『体の末端よりも中心』に大きな筋肉を備えています。そうなっているからこそ、身体のバランスがとれているわけです。
では、大きい筋肉ランキングはどこでしょうか?
大きい筋肉ランキング TOP3!
1位 ふともも 大腿四頭筋(ダイタイシトウキン)
2位 おしり 大臀筋(ダイデンキン)
3位 ふくらはぎ 下腿三頭筋(カタイサントウキン)
と、上位は下半身が占めています!!
大きい筋肉ランキング 4位~
4位 肩 三角筋(サンカクキン)
5位 胸 大胸筋(ダイキョウキン)
6位 二の腕 上腕二頭筋(ジョウワンニトウキン)
7位 背中の腰回りから脇らへん 広背筋(コウハイキン)
8位 首から背中・肩にかけて 僧帽筋(ソウボウキン)
ざっと並べますとこうなります。
上半身は、背中周辺の筋肉群を『背筋』と称してここに、広背筋(コウハイキン)・僧帽筋(ソウボウキン)も含まれますので、『背筋』という枠ですと、全体の2位です。
つまり、太ももを中心に下半身の全般と、背中・肩・腕などの大きな筋肉を使って、『腰椎』付近の小さい筋肉の負担を減らす。
というのが『ボディメカニクス』の『大きな筋肉』理論という事になります。
まとめ
ついに使うべく筋肉が分かってきました。
何となく部位はつかめてきましたが、実際に身体を動かすとなると、どうでしょう。
下半身を中心とした動作と言われても、なかなか出来ないと思います。
無意識に腰を使う動作が染み付いてますので、難しいとは思うのですが、具体例などを出しご紹介していきます。
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