日本という国は、いったいいつ生まれたのでしょうか?日本に生まれたからには、それを説明できるくらいの知識は知っておきたいです。ということで、今回は日本について、誕生からまず振り返ってみます。
目次
日本列島はいつ誕生したのでしょうか?
日本列島誕生は約500万年前!
日本列島のおおよその形ができつつあったのが約500万年前で、ユーラシア大陸(ヨーロッパとアジアを合わせた大陸)と陸続きになっていました。
今から、およそ1万年前に、大陸と日本列島のあいだに海ができて、現在の単独の島になったといわれています。
ユーラシア大陸と陸続きだった頃の日本列島に、人類がいたという足跡は、20~30万年前までになるという説がありますが、年代が確認できるものとしては約35,000年前からになります。
長く続いた旧石器時代!
日本列島に人類が住み始めるのと共に、旧石器時代が始まります。
ユーラシア大陸と陸続きだった頃の『前期旧石器時代』の生活風景ですが、住居の多くは洞窟や大きな岩の陰などを上手に利用したものが多かったです。
そんな中で、竪穴式住居(タテアナシキジュウキョ)も見つかっています、20,000年以上前の木を組み木にして、皮や草で覆って作られていて、囲炉裏で火を使っていたことも分かっています。
そしてこの頃から、土坑墓(ドコウボ)、土を掘って遺体を埋葬していたこともわかっています。そして、生前身につけていたものや、石器や玉などが副葬品として、土坑墓から発見されています。
そしてその後の、『後期旧石器時代』の生活では、石を連続的に打ち剥がしてナイフ型石器を作り、木や骨を軸にしてくくりつけ、切ったり突いたりしていたと考えられています。
狩猟で、主に捕っていたものは、牛やナウマンゾウ、鹿、イノシシ、ウサギ、などになります。
石器時代から縄文時代へ!
縄文時代は、今から16,500~3,000年前の時代を言います。
16,500年前までは、上記の『前期・後期石器時代』のような生活を行っていましたが、旧石器時代末期になりますと、日本列島に次々に渡来してくる民族がいました。
北方から原モンゴロイド、南海からオーストロネシア語族など、中国長江下流域からも渡来する集団があり、数多くの移住が重なって形成されていたのが、縄文人と言われています。
住居は竪穴式住居に住み、弓矢を用いて狩猟するようになります。
『縄文時代』にはいりますと、漁をして、魚や貝を食べるようになったり、栗やどんぐり、ひょうたんまめなどを栽培するようになり、植物を採って調理して食べるようになります。
まとめ
ここでようやく、学校で習う『縄文時代』が出てきました。
正直、この時代の前までの『日本』はよく知りませんでした。日本列島の形は約500万年からあったんですね!
最初の日本列島にいた人類は、20~30万年前位には住んでいたというのもびっくり!!
ていうか石器時代、長くない!?なぜ急に進化?などと疑問がわきます。
次回は、その辺の謎も調べてみたいと思います!!
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