呼吸で痩せて免疫力アップ!呼吸のしくみと脳の関係!!

からだの仕組み
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普段、何気なく行っている『呼吸』ですが、身体にとって非常に重要な役目を担っています。そして、ちょっと工夫するだけで、身体の状態をより良くする事が出来るのです。

 

呼吸のしくみを知って、簡単に身体のケアを行いましょう!!

 

目次

 

まずは、呼吸って何を行っているのでしょうか?

意外と知らない呼吸の原理

人間の細胞には常に新しい『酸素』が必要です、ですので口や鼻から吸い込んだ空気を、まず『肺』に運び、肺の中の『肺胞』と呼ばれる、0.1~0.2ミリほどの部分から、そこを流れる細い毛細血管に、空気中の酸素が渡されます。

酸素をもらった血液は、まず心臓に向かい、そこから各細胞に向かいます。

 

この時に、使われなかった二酸化炭素と血液の中で運ばれてきた二酸化炭素は、肺に運ばれ、その後、鼻や口に運ばれ、身体の外に排出されます。これが呼吸ですね。

 

つまり、身体に効率よく『酸素』を取り込むシステムです。

 

 

 

身体に取り入れた酸素は何処へ行きつくの?

血液に取り込まれた『酸素』は、心臓に運ばれ、心臓から各細胞に運ばれ、行きつく先は、細胞内の『ミトコンドリア』という器官にたどり着きます。

 

ミトコンドリアは『酸素』使い、たんぱく質、炭水化物(糖質)、脂質、ミネラル、ビタミンなどの栄養素を、エネルギーに変えてくれます。

 

その『エネルギー』を元にして、各臓器、脳、筋肉などが動いているわけです。つまりミトコンドリアへ酸素を届ける為、そして、身体を動かす、エネルギーを造る為に、『呼吸』をしているのです。

 

ちなみに、お腹の中にいる赤ちゃんは、お母さんが呼吸で取り込んだ『酸素』で生きています。やはり、人間が生きる為には、どんな状況でも『酸素』が必要なんですね。

 

 

 

 痩せる、免疫力アップの呼吸法とは?

免疫力アップの呼吸とは?

まずは、空気を、鼻から吸い口から吐きましょう。なるべく深く、時間をかけて呼吸をします。

 

より多くの酸素を取り入れ、より多くの二酸化炭素を吐き出します。

 

いわゆる、『腹式呼吸』になるのですが、まず鼻から空気を吸い込むメリットは、鼻には、空気が肺にたどり着くまでに、いくつものフィルター機能が設けてあります、そして、その道中で適度に加湿され、より菌の少ない状態で肺に届ける事が出来ます。

 

そして、『腹式呼吸』には、『脳』にも酸素をより多く届ける事が出来ます。

 

脳は身体の中で、酸素の消費量25%をほこる、酸素をより多く必要とする器官です。

 

その脳に、酸素を多く届ける『腹式呼吸』をする事で、自律神経が刺激され、緊張状態の『交感神経』から、リラックスした状態の『副交感神経』へと切り替わり、その結果、免疫細胞が活性化され、免疫力アップした健康な体を保つ事が出来ます。

 

 

 

痩せる呼吸法とは?

基本的には、上記の『腹式呼吸』を行う事で、代謝もよくなり、痩せやすい体質になるのですが、それに加え、呼吸にアレンジを加えます。

 

鼻から吸った時に、おなかを凹ませるように吸います、そして吐く時におなかをふくらませるように吐きます。

 

通常と逆の動作なので、ちょっと最初は大変ですが、これで、『大隔膜』と『腹筋』が鍛えられます。

 

後は、吐く時に、アバラ骨を持ち上げるようにして、肺に入っている空気を出し切ると、より効果的になります。

 

 

まとめ

以上、呼吸についてまとめてみました。

 

身体のすべての源が『酸素』によって成り立ち、大事だというのが分かりました。

 

そして、24時間、365日、ずっと続けている『呼吸』をちょっと工夫するだけで、こんなにもメリットがあるとは驚きでした。

 

ぜひぜひ、参考にして頂ければと思います。

 

 

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