介護職の資格や研修が複雑なので一覧にしてみました!!

これから介護職に、携わっていく方も、すでに実務経験がおあり、でさらなるスキルアップを目指している方!介護の資格や、スキルアップ用の研修は、名前がいっぱいあって非常に分かりにくいです・・・。

 

そこで分かりやすいように、一覧にしてみようと思います。

 

 

 

過去と現在の介護職の資格の違いは?

今では廃止された、旧資格の名称は?

2013年に国が行った、介護福祉資格の制度改正により廃止された資格。

 

① 介護職員基礎研修

 

② ホームヘルパー1級

 

③ ホームヘルパー2級

 

 

 

2017年の今現在、存在する資格は?

① 介護福祉士

 

② 実務者研修

 

③ 初任者研修

 

 

 

過去と現在の資格を比較します。

 

≪ 過去 ≫           ≪ 現在 ≫

 

① 介護福祉士           ① 介護福祉士

 

② 介護職員基礎研修        ② 実務者研修

 

③ ホームヘルパー1級     

 

④ ホームヘルパー2級       ③ 初任者研修

 

 

 

過去、現在とも、一番上には、国家資格である『介護福祉士』がきます。

 

まずは、『介護福祉士』の取得を目指す事になりますが、以前は実務経験3年以上で、『介護福祉士』を受験できましたが、平成28年度(第29回)国家試験から、実務経験3年以上に加えて、『実務者研修』を修了することが必須となりました。

 

この為、実務経験があるのに、『介護福祉士』の試験をすぐ受けれない状態になりました。

 

 

 

旧介護資格のスキルアップをするには?

ここで問題になるのが、旧資格は、現在の資格のどれにあたって、どれが上でどれが下かですが、ひとつひとつ見て行きたいと思います。

 

旧資格は、現在のどれにあたるのか?

 

まず、『ホームヘルパー2級取得者』は、『初任者研修修了者』と同等の扱いとなります。

 

改めて初任者研修を受講する必要はありません。

 

 

次に、『ホームヘルパー1級取得者』と『介護職員基礎研修取得者』は、『実務者研修』の授業が一部免除されます。

 

 

『介護職員基礎研修取得者』は、『実務者研修の医療的ケア・演習』の受講だけで、『実務者研修修了者』となれます。

 

『ホームヘルパー1級取得者』は、『実務者研修の医療的ケア・演習』と『介護過程Ⅲ』の受講で、『実務者研修修了者』となれます。

 

 

このように、それぞれ旧資格でも、メリットがあります。

 

 

 

まとめ

法改正により、介護職も医療行為の一部を、実施する事が出来るようになったため、『実務者研修』という枠を設け、『医療的ケア』を学んでから、『介護福祉士』になる為の試験を受けてもらう、というのが、国で決まった事のようです。

 

次記事では、『医療的ケア』も詳しくご紹介いしていこうと思います。

 

 

 

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