池上彰ニュースそうだったのか にて放送ヨーロッパ以外の親日国は?

2017年10月7日放送の、『テレビ朝日』系番組、『池上彰のニュースそうだったのか!!』の内容を勝手に復習しているサイトです。

 

前記事の続き、『親日』の国を紹介していきます。

 

 

出典:『池上彰のニュースそうだったのか!!』公式サイト

 

 

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前回は、ヨーロッパの国で『親日』の国家を紹介しました。今回はヨーロッパ以外を見て行きます。

 

 

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日本を好きと言ってくれる国を紹介!

前回のおさらいヨーロッパ以外で『親日の国』を紹介

 

② 『北アメリカ』・・・キューバ

 

③ 『オセアニア』・・・パラオ

 

④ 『アジア』・・・・・台湾、インドネシア、イラン、ブータン、マレーシア、タイ

 

 

 

『北アメリカ』『オセアニア』での親日国は?

 

① 『キューバ』が親日の理由は?

 

こちらもキーワードは『反米』の国であるという事のようです、ですので『アメリカ』に2度も原爆を落とされた国として日本に同情してくれている部分と、そんな状況でも復興してきた日本を評価してくれているという部分があり、日本に好印象を持てくれているようです。で

 

は、キューバが何故『反米』になったかですが、『キューバ』という国を簡単に振り返りますと・・・1492年にヨーロッパ人により大陸が発見され、『スペイン』の植民地となります。

 

1898年、圧政を強いる宗主国スペインを破り(米西戦争)、キューバ独立を果たします、この時アメリカはキューバの独立を支援しました、400年に及ぶスペイン支配から解放され独立を勝ち取ったかに見えましたが、ここからアメリカ合衆国による支配が始まりました。

 

富は米国企業に独占され、国民生活は窮乏の一途をたどりました、そして1952年、クーデターで政権の座についたバティスタによる、アメリカ寄りの独裁政治が始まります。

 

そのときに実施した政策があまりにもアメリカよりで、アメリカの企業がキューバで好き勝手できるような状態になりました、アメリカはバティスタに賄賂なんかを送っていたと言われています。

 

この状況を打倒しようじゃないかと立ち上がったのが、フィデル・カストロです。チェ・ゲバラなどもこの時に出てきます。

 

カストロ政権は腐敗の温床となった米企業の資産を接収し、国営化します、これに怒ったアメリカは経済封鎖に舵を切り、対立は決定的なものになりました。

 

その後、キューバは支援を申し出たソ連と「蜜月関係」を築いていきます。この時ソ連とアメリカは冷戦状態でしたので、ソ連としてもアメリカの近くに仲間が欲しかったのですから好都合でした。

 

1960年に入ると、しびれを切らしたアメリカはキューバを打倒するための空爆の計画、侵攻の計画を練ります。

 

キューバとしてもさすがにまずいと思いソ連には武器を貸してくれとお願いします、するとソ連が渡したものは、『核兵器』でした、キューバにミサイル基地を建設すると、アメリカ全土が核兵器の攻撃対象にできるというソ連の意図がありました。

 

しかし、アメリカがキューバ上空に飛ばしていた偵察機が、ミサイル基地を発見してしまいます、これが『キューバ危機』です。

 

アメリカがミサイル基地を破壊するために積極的に防衛しようとすれば、ソ連はスイッチを押したかもしれませんし、

アメリカも核ミサイルを撃っていたかもしれません。

 

当時の大統領、ケネディが海上封鎖という比較的緩い対処をとったこと、フルシチョフが積極的な姿勢を取らなかったことが、ある意味偶然にキューバ危機を回避してくれました。この後は、アメリカはキューバに対しては、政府関係者の資産を凍結したり、貿易関係を停止するなどして、経済的制裁を行うだけにとどまり、ソ連崩壊まで続きます。

 

そして、ソ連崩壊後は、アメリカを嫌うベネズエラがキューバを手助けしました。けれどもそんなベネズエラからの支援も、2014年2月から停止することになります。

 

そして、ついに、キューバはアメリカに寄り添うことになったのです。

 

こんな歴史がキューバにあり、時の人『フィデル・カストロ』は、特に親日で知られ、『広島へ行き、原爆に被害から、復旧してきた街が見たい』と2003年に実際広島を訪問しています。

 

カストロさんは、2016年11月に90歳で亡くなってしまいましたが、『親日』であったという事で非常に親近感がわきます、顔は怖そうでしたが・・・・・。

 

 

 

 

② 『パラオが親日』の理由は?

 

番組でも取り上げていましたが、パラオは、第一次大戦でドイツが敗れたため、1919年のベルサイユ条約により、日本によって統治されることになりました。要は日本による植民地化なのですが・・・・それでも日本を好きでいてくれる理由は何なのでしょうか・・・・。

 

 

パラオの歴史、1885年スペインによる植民地化、1899年ドイツによる植民地化、1914年第一次世界大戦勃発、1920年日本による統治開始~1947年第二次世界大戦の日本の敗戦により日本による統治終了。

 

1947年アメリカによる統治開始、1994年パラオ共和国として独立。

 

この歴史を見ますと、他の国に振り回されっぱなしのパラオの印象があります、そして日本の統治時代パラオで日本語などの教育をされて25年程、『日本統治下において、パラオは漁業、農業、鉱業の分野で目覚ましい発展を遂げた。』となっておりますが、日本人目線での事かも知れませんし、やはり当時は日本人はパラオの方にとってみれば侵略者だったのではないかと思います。

 

しかし番組のインタビューでは、『過去は色々あったかもしれないが、日本とは友好な関係だ』と言ってくれているパラオの方が多いですので、きっとそこまでひどい事はしてないと信じつつ、しっかり事実を知っておかなければいけないとも思います。

 

 

 

 

まとめ

というわけで、とりあえず今回は、『パラオ』と『キューバ』の二ヵ国の親日の理由を紹介しました。

 

次はいよいよ『アジア』の国になります。

 

 

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