前回、脳を大きく3つに分けましたが、今回はその中で一番大きな部分『大脳』について、もう少し詳しくご説明致します。
目次
大脳を横から見てみましょう!
まず大脳を横から見まして、各部分の役割をご紹介致します。
① 前頭葉(ゼントウヨウ)
頭の前の部分。
自分の環境や状況を判断する。行動の選択肢を発見する。計画を立てて決定する。計画を実行する。結果を評価するなど、総合的な思考、判断などをする部分です。
② 頭頂葉(トウチョウヨウ)
頭のてっぺんの部分。
痛み、温度、圧力などの感覚や、手足で道具を使ったり、文章を書いたりする事をコントロールする部分です。
③ 側頭葉(ソクトウヨウ)
頭の側面、こめかみ辺りの部分。
聴覚、嗅覚、感情など及び言語や記憶をつかさどっている部分です。側頭葉に疾患があると、記憶障害になったりします。
④ 後頭葉(コウトウヨウ)
頭の後ろの部分。物を認知する視覚機能をつかさどっています。
大脳を上から見てみましょう!
次に大脳を上から見まして、右脳、左脳についてをご紹介致します。
① 左脳・左半球(サハンキュウ)
身体の右半身と繋がっている。論理的な思考をつかさどっている、計算、言語、時間の感覚など。
思考や論理を司る人間的な脳で感性やコミュニケーション力はあるが、複雑なことはよくわからないという傾向があります。
② 右脳・右半球(ウハンキュウ)
身体の左半身と繋がっている。想像力や感覚的な能力、図形、芸術、音楽などにたけている。
右脳はものごとを直感的にとらえる、五感を司る動物的な脳と言えます。
頭脳明晰だけど、理屈っぽくてコミュニケーション能力に欠けるという傾向があります。
どちらの脳を良く使っているかチェック!
簡単、利き脳チェックできます。
① 手を祈るように組み合わせる、下になった親指はどっちか?
② 胸の前で腕を組んだ時、下になっている腕はどちらか?
1.左手の親指が下の方 → 物事を論理的にとらえる人。
1.右手の親指が下の方 → 物事を直感的にとらえる人。
2.左手の腕が下の方 → 物事を論理的に分析処理する人。
2.右手の腕が下の方 → 物事を感覚的に処理する人。
この、1.2を合わせます。『物事を論理的に捉えるが感覚的に処理しちゃう』などなど。
まとめ
という事で、大脳について、調べてみました。
前頭葉などでは、その人がその人である感情と言いますか、心と言いますか、その辺が大脳によって構成されているというのが分かりました。
非常に複雑ですが、知ってみると面白いですし、ここまで解明されているのにも驚きます。
脳は、かなり複雑な部分ですので、数回に分けて調べて行きたいと思います!!
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