意外と知らない血液の働きとは?血液は何処でつくられるの?

からだの仕組み
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自分の身体の事をもっとよく知って、いつまでも健康な体でいましょう。今回は身体の中を流れる『血液』の大事な働きについて、ご紹介致します。

 

 

 

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目次

 

血液の働きを知りましょう!

血液は何処でつくられているのか?

人間の血液は、体重50キロの人で、約4リットルあるとされています。

 

その血液は、『骨髄(骨の中にあります)』によってつくられます、骨髄は主に眠っている間に、活発に働いて血球を生産します、つまり睡眠中の体のいちばん大きな仕事は血液を作ることになります。

 

そのため、寝不足が続くと、体は古い血液を使いまわすことになるため、血液はどんどん疲れていきます。

 

睡眠不足が続いた時に出来る、目の下のくま、これは目の下の薄い皮膚から血管が透けて見えている状態で、酸素が不足した古い血が使いまわされているので、あのような色になって見えます。

 

ちなみに、血液の1/5を失うとショック状態になり、それ以上を失うと命の危険があります。

 

 

 

血液の成分は?

血液の約45%が細胞成分で、『赤血球』『白血球』『血小板』があり、それぞれの役割は

 

① 『赤血球』は、主に酸素の運搬を実施します。

 

② 『白血球』は、細菌などの異物を処理を実施します。

 

③ 『血小板』は、血液を固める役目をします。

 

になります。

 

残りの約55%の血液は、『血漿(けっしょう)』で、各種の「電解質、たんぱく質、ブドウ糖、脂質、ビタミン、ホルモンなど」を含んでいます。

 

 

 

血液はどのように身体を循環していくか知りましょう!

血液の役割は?

血液は、『酸素』や『栄養素』『ホルモン』などを、全身の細胞に運び、細胞でつくられた『二酸化炭素』や『老廃物』を肺や腎臓に運ぶ役割をします。

 

 

 

血液の循環していく順序は?

まず、『酸素を含んだ、血液』が「肺」からスタートしまして、

 

①肺→ ②心臓(左心室)→ ③「上半身の細胞」と「下半身の細胞」に分かれ流れる

 

 

『二酸化炭素を含んだ血液』は、各細胞からスタートして

 

①「上半身の細胞」と「下半身の細胞」 → ②心臓(右心室) → 肺

 

 

へたどり着き、『呼吸』によって『二酸化炭素』は体外へ排出され、酸素は『肺』に取り込まれます。

 

 

 

血流はどうやってできるのか?

上半身へ流れた血液は、重力によって『心臓』へ戻ります、下半身へ流れた血液は、ふくらはぎや腿の筋肉の収縮によってポンプ作用が起こり『心臓』へ戻っていきます。

 

あとは、『心臓』が常に休むことなく、拍動しポンプの役目をしてくれています。

 

そして、意外と大事な役目をしているのが、『腎臓』です、血液中の『老廃物のろ過』に加え、血圧の調整もしてくれています。

 

 

 

まとめ

以上で、血液の役割を改めて紹介しました。

 

睡眠中に血液がつくられるとか、意外と知らない事が多くありました。

 

普段はあまり意識しませんが、けがや事故に合った時に役に立つ事があるかもしれませんので、頭に入れておきましょう。

 

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