社労士こと『社会保険労務士』の資格を、まだ受ける資格が無いんですが、とりあえずどんな資格なのか、全く一から勉強して受かるものなのか。
その世界に飛び込んでいいのか?を色々考えて行こうという事で、前回から
『社会保険労務士』について調べています。
とりあえず前回は『社会保険労務士』という資格が出来た経緯を調べました。
うーむ、簡単に説明しますと、太平洋戦争の敗戦後にアメリカの『資本主義』の経済体制に
日本がなり。
資本(お金)を持てば、人々が自由に会社を経営して、自由に人を雇えるようになった、
しかしそうなると今度は、経営者側と安月給の劣悪な環境で仕事をさせられる
従業員側で格差が出来てしまった。
そこで労働者の働く環境をある程度維持するように法律が出来た、労働の法律。
そして資本主義社会で必ず起きる、格差社会を和らげるため、ある一定の生活を
保障する社会保障の法律も出来る。
この辺の法律が複雑になりすぎたので、その道のプロの資格を50年前に作った。
それが『社会保険労務士』というのが前回までで分かりました。
目次
社会保険労務士になるには『法律』の知識が必須!
社会保険労務士に必要な『知識』とは?
社会保険労務士が誕生した経緯を見ましても、ようは複雑化した『労働法令』や『社会保障法令』
を覚えて、会社を経営している方や従業員の方に、適切にアドバイスを出来るようにならねば
いけないようです。
役所の申請なんかも代理で行ったり、するようです。
かなり大変そうです・・・・。
そしてなにより『法律の知識』が必要ですので、まずは法律とは?から、ど素人ですので
そこから勉強していきたいと思います。
『法律』と『法令』の違いは?
まずは、法律の種類から覚えたいと思います。
『法律』と似たようなもので『法令』というものがありまして、これは『法律』の内容を
更に細かく分けて決めたいという時に使用されます。
例えば『法律』で「労働者への給料は直接支払わなければならない」と決めていたとします。
この法律では、昔は給料が手渡しだった為、直接となっていますが、現在はほとんど銀行振り込み
に変わっています。
これでは『直接』ではないので法律違反になる可能性があります、しかしここで『法令』が
出て来ます。
法律への付け足しのような形で『法令』にて「銀行振り込みも可能」としておけば『法律違反』
にはなりません。
簡単に言いますとそんな感じで『法律』と『法令』の関係性が成り立ってます。
『法律』は、衆参両議員の議決、審議を経て制定されますが、『法令』そこまで面倒ではありません。
『法令』の種類もいくつかにわかれます。
① 政令・・・内閣が制定する命令。
② 省令・・・各省の大臣が発する命令。
③ 通達・・・行政内部の命令。
一番上に憲法があってその法律に基づいて『法令』を出すと決められています。
法律と法令の見分け方は、
~法と書いてあれば『法律』。
~令と書いてあれば『法令』になります。
日本の『法律』や『法令』はいくつあるのか?
何のなく『法』の構造は分かってきましたが、いったい日本には『法律・法令』は
いくつあるのでしょう?
まず全体像を知っておきたいので調べてみました。
調べたところ、『法律』の数は1,788項目 多いのか少ないのか良く分かりませんが
予想よりは少なかった・・・。
後は『法令』の数です。
『法令・勅令』の数は1,928項目。
『府令・省令』の数は3,593項目。
一気に膨れ上がりました・・・・・。
合計で7,309項目!!!!
とても覚えられん・・・・・。
まとめ
という事で今回は『法律・法令』について、調べました。
そしてこれから覚えなければいけない『法律・法令』の全体の数も把握できました。
普通に考えて全部覚えるのは無理というのが分かりました。
次記事では、社労士で必要な『法律・法令』がいくつあるか、調べてみようと思います。
かなり低速で一歩一歩進んでいきたいと思いますので宜しくお願い致します。
最後まで読んで頂きましてありがとうございました。
それでは、次記事も宜しくお願い致します。エーチュボース!!
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