社会保険労務士(社労士)のお仕事とは、企業が従業員を雇う事によって発生する法的な手続きを代行して行う仕事、になります。
社労士の事務所で働きながら、資格取得を目指す上で、必要だった知識を紹介して
行きたいと思います。
まずは『社会保険制度』について、調べてみました。
目次
非常に理解しづらい『社会保障制度』を図解で説明します。
元会社員にはさっぱり分からない『社会保険』とは?
通常会社員ですと、給料明細を見る場所って『総支給額』と『手取りの金額』ぐらい
ではないでしょうか?
私は20年近く会社員でしたので、まさにそんな感じでした。
『総支給額』から色々引かれて、手取りになるとこんなに少なくなるのかい!!
給料から引かれているのが、税金だというのは何となく分かっていましたが
『高いな~』ぐらいでちゃんと内容までは把握していませんでした。
引かれていたものは『税金』も、もちろんあるのですが、その他に『社会保険』という
項目があります。
『社会保険』とは?意味も分からず払っていた『社会保険』って何?
健康で、元気に働いている時はあまりありがたみを感じないのですが・・・。
『社会保険』という制度は、国が行っている国民全員からお金を集め、何かの理由で働けなくなった
方を支えましょう。
そして、ご自身もそういう状態にいつなるか分からないのでご自身に対しての保険とも言えます。
一番身近で言えば『年金』もそれにあたりますし『保険証』などもそうです。
『保険証』は持っている事で、医療を安い金額で受けれるようになります。
お金の徴収の仕方は、各保険によって色々ですが、全体図が分かりずらいので、図にして
見る事にしました。
『社会保険制度』の全体図はこんな感じです!!
大体こんな感じになっているんです。
『社会保険』って呼ぶ項目が、赤丸で囲ったように、3カ所もあるんです。
一言で『社会保険』って言われてもどの場所の『社会保険』を指すのか分からないですよね~。
これがまず、混乱する一つの要因です。
それぞれが国で行っている『保険』ですので、支払い基準に各当する方は支払う義務があります。
では、まずは全国民が加入する『健康保険』の制度から紹介致します。
『健康保険』とは?『保険証』を見れば自分が入っている種類が分かる
図でいいますと、上記の位置に各当する制度です。
『保険証』などが、この『健康保険』制度によって発行されています。
この制度は、日本に住んでいましたら全ての方が加入する事が義務付けられています。
『健康保険』には2種類あり、会社員の方は『社会保険』、それ以外の方は『国民健康保険』に加入
する事になっています。
『保険証』を見ますと、どちらなのかが書いています。
この制度を『国民皆保険制度(こくみんかいほけんせいど)』といい、すべての国民を何らかの
保険制度に加入させる為の制度で、1961年~行われているのだそうです。
『国民健康保険法』という法律で決められています。
全国民って、0歳の子はいつ保険料を払うのか?
ここで疑問が出て来ます。
全国民といいますと、生まれた瞬間から『健康保険』に加入する事になります。
では、0歳の赤ちゃんとか、学生の方とか、どうしているのか?
これは、基本的に親が支払っている事になります。
各市区町村によって違うのでしょうが、0歳~39歳まで所得が無い方という風にした場合でも
年間で一人1万円以上は支払わなければいけません。
もし親がいない場合で所得もなく払えないという方は『生活保護扱い』になり、支払える
能力がつくまでは、医療費は国が全額負担するという風になっているそうです。
日本は素晴らしいですね。
まとめ
という事で今回は『社会保険制度』についてと、その中の『健康保険』について
紹介しました。
次記事にて『健康保険』の2種類の違いについて、『扶養』の素晴らしい制度について
紹介致します。
最後まで読んで頂きましてありがとうございました。
それでは、次記事も宜しくお願い致します。エーチュボース!!
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