これから、起業して経営者になってみようとお考えの方、フリーランスで仕事をされる方、個人事業主の方が、まず習得しておかないといけない知識とはどんなものか?
最初に直面しますのが、会社員と違い、ご自身で所得と税額を計算して税金を納めます、確定申告という申告をしなければいけません。
この確定申告をする為の、帳簿を作成するのに、簿記(ぼき)帳簿記入の略の説あり、の知識が役に立ちます。
確定申告作成ソフト等もありますが、どちらにしても知っておいて損はない知識になると思いますので、まず『簿記』について、ご紹介致します。
目次
簿記試験について
簿記とは?
簿記とは、先ほどもご説明しましたが、帳簿を書く知識の事です。
家庭でいいますと家計簿になりますが、会社の家計簿を作成するといった感じです、この会社の家計簿は作成する為のルールが決まっておりまして、ルールには専門用語もふんだんに使用してありまして、何も知らずに書こうとしますと訳がわからなく、嫌になってしまいます。
そのルールと専門用語を学習するのが簿記になります。
簿記には検定があり、資格が取得できます!
簿記には、日商簿記検定などがあり、1~4級までありますが、受験できるのは1~3級になります。
ちなみに、『国家資格』ではなく『公的資格』になります。(国家、公的、民間資格の中のまん中の資格)
1~3級の違いは?
日商簿記3級
中小企業や個人商店が行う経理事務を想定していまして、青色申告に必要な損益計算書・貸借対照表の作成方法について学習できます。
日商簿記2級
経営管理に役立つ知識として、企業の財務担当者に必須の資格になります。3級の知識を更に深く学習して高度な商業簿記・工業簿記(原価計算を含む)を修得します。
日商簿記1級
公認会計士、税理士などの国家資格への登竜門。合格すると税理士試験の受験資格が得られる。
極めて高度な商業簿記・会計学・工業簿記・原価計算を修得し、経営管理や経営分析ができるようになります。
といった感じになります。
簿記の試験はいつ?
1級は、年2回、6月、11月
2~3級は、年3回、2月、6月、11月 になります。
くわしくは、日本商工会議所サイトで、ご確認ください。
本来の目的の、『確定申告』が出来ればいいので、3級でもいいかな~という感じですが、せっかく学習するので、ついでに資格を取得できたらうれしいですね。
まとめ
という事で、やはりフリーランスでも、簿記の知識は持っておきたいというのもありまして、次記事より簿記の基礎から、紹介していこうと思います。
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