よく年齢の話になった時に、「早生まれだね」、「遅生まれだね」という話題になる事があります。この「早生まれ」「遅生まれ」は何処で区切るのでしょうか?
何となく、3月とか4月の辺りかな~という感覚はありまして、学校が4月から始まるから、4月生まれは早生まれかな~と思っていましたら、違うようです。
3月31日までが「遅」で4月1日からは「早」なのか~と思ってましたが、どうやら区切る場所も違ういますし、「遅」「早」も逆でした。
後輩に嘘を教えてしまいました・・・。赤っ恥です・・・。
そこで、ちゃんと調べてみました、ご紹介致します。
目次
いつからが「早生まれ」「遅生まれ」と呼ばれるの?
早生まれ・遅生まれ、の区切りは?
一般的に、いつからいつまでに生まれた方を「早生まれ」「遅生まれ」と表すのでしょうか?
実は、こうなっております。
≪ 早生まれ ≫
1月1日 ~ 4月1日 生まれの方
≪ 遅生まれ ≫
4月2日 ~ 12月31日 生まれの方
なぜ中途半端に区切るのか?
なぜ、4月2日で、区切るのでしょう?
これには、法律が絡んできます。
- 年齢計算に関する法律(明治35年12月22日施行)
- 学校教育法の第十七条
① 「年齢計算に関するなんちゃら~」の法律によりまして、満年齢方式、つまり誕生した日で年齢を数えるような方式に変わったそうです。
そしてこの法律で、「人が年を取るのは誕生日の前日」と決められております、つまり4月1日に生まれた方は3月31日に満年齢を迎えている事になります。
② 「学校教育法の第十七条」によりまして、小学校などに入学する時は、その年の4月1日の時点で満6歳になっている方が条件とされております。
この二つの法律により、4月1日生まれの方は、4月2日生まれの方より1学年上に入学という事になります。
まとめ
結局どこかで区切らないといけませんので、しょうがないのですが、ちょっとややっこしくしていますよね・・・。
どうせなら、4月生まれからスタートなら良いのに、「誕生日の前日に年を取る」なんて法律にしちゃうから・・・。
法律上は、『誕生日前日の24時に年を取る』ということらしく、それはつまり『誕生日の当日の0時』であって、一緒なのですが、法律上では別ものととらえるらしく、前日から歳を取るのだそうです・・難しい・・・。
まあ、決まっているものなので、しょうがないですね。
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