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ビジネス敬語のマナー!丁寧語、尊敬語、謙譲語ってなに?

geralt / Pixabay

ついつい使用している言葉が、実は目上の方、お客様に対して、とても失礼にあたる言葉だったりしたら・・・。こちらは悪気はないのに、相手を不快にさせてしまっていたら、と思うと話すのが怖くなってしまいます。

 

日本語の言葉づかいはとても難しく、すべて正しく使えている方は少ないと思われますが、最低限知っておいた方が良い、『敬語について』をご紹介致します。

 

 

 

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敬語の種類を知りましょう!

敬語は3種類に分けられる!

『敬語』は、社会人としての『礼儀の言葉』になりまして、3種類を使い分ける必要があります。

 

① 丁寧語(ていねいご)

 

言葉の頭に『お』『ご』をつけたり、語尾に『です。』『ます。』を使用して、言葉をきれいに丁寧に表す方法です。

基本、相手とご自身の立ち位置は同じで、上下関係に関係なく使用します。

 

 

② 尊敬語(そんけいご)

 

相手を高め、敬意を表す言葉として使用します。

目上の方、上司、お客様に対して使用する言葉になります。

 

 

③ 謙譲語(けんじょうご)

 

自分を低めて、相手を高めて、敬意を払う言葉として使用します。

目上の方、上司、お客様に対して、ご自身が行う、行った事等を伝える時に使用します。

 

 

『丁寧語』は、いわゆる普段使用している『敬語』の様なイメージになりまして、ビジネス敬語になりますと、『尊敬語』と『謙譲語』を使いこなさなくてはいけなくなります。

 

 

 

『尊敬語』と『謙譲語』を間違えないコツは?

難しいのは、尊敬語と謙譲語です、

 

例えば、『言う』という言葉で、例を上げますと、尊敬語が『おっしゃる』になりまして、謙譲語が『申す』になります。

 

武士になりきりましょう、そうしますとすんなり言葉が出てきます。

 

そもそも敬語が複雑化してしまった原因は、武士のころの時代に、身分制度を細かくし過ぎて、今まであった敬語では使い分けきれなくなったから、だそうです。

 

もう一つ、『尊敬語』と『謙譲語』の使い分け方のコツは、最初に『あなた』、『わたし』を付けて、話してみますと分かります。

 

 

 

『尊敬語』と『謙譲語』の使い分け例!

例えば、『言う』ですと、

 

 

○『あなた』がおっしゃる。  ×『わたしが』おっしゃる。

 

×『あなた』が申す。  ○『わたしが』申す。

 

 

という感じで、『あなた』や『わたし』を付けた時に違和感がない方を選べばよいわけです。

 

他にはこんな感じです。

 

 

『尊敬語』(あなたをつける)

 

行く、来る → いらっしゃる

 

食べる → 召し上がる

 

する → なさる(なさります)

 

見る → ご覧になる

 

 

『謙譲語』(わたしをつける)

 

行く、来る → 参る、伺う

 

食べる → いただく

 

する → いたします

 

見る → 拝見する

 

 

 

まとめ

というわけで、まずは敬語の種類をご紹介致しました。

 

基本的には、上記を常に意識しておく必要があります、とっさの場面で、自然に使えるようになるまで、日常でもちょこちょこ、口にしとく事をお勧めします。