LINEは、2011年6月、東日本大震災の3ヶ月後に誕生しました。開発当時から、「災害時でも連絡が取れるサービス」を目指していた事もあり、LINEには、災害時に役に立つ機能が搭載されています。
一つは、電話回線が繋がらない時に、インターネット回線が無事なら使用できる「LINE無料通話」機能が付いていたり。
二つ目は、トークの「既読」マークです、相手が緊急事態で、返信すらできない状態でも、メッセージを読んだ事が伝わるように、と付けられました。
三つ目は、現在の位置情報をトークにて、簡単に送る事が出来るという機能です。
目次
LINEの位置情報を知らせる機能とは?
LINEの便利な機能、位置情報を知らせる!
いつ起こるか分からない災害時、家族や大切な方へ、自分の安否、現在地を知らせる事が出来たら、助かります。LINEには、そういう機能があります。
使い方をご紹介致します。
LINEトークで、自分の居場所の住所と地図を簡単に送る事が出来ます。
LINEのトーク画面の、左下に「+」マークがありますので、マークから「位置情報を送信」を選びます。
そうしますと画面に地図が表示されますので、スマートフォンのGPS機能をONにしていれば自分の居場所にマークが付き「この位置で送信」とコメントが出ます。
送信をしますと、LINEのトークに反映され、文字表示で「住所と郵便番号」が送られますメッセージを選びますと、地図画像が表示されます。
と、簡単な作業で現住所が送れます。
現在自分が何処にいるのかわからない場合に、誰かに伝えるのに非常に便利な機能です。
スマートホン側の設定とLINE側の設定場所!
設定場所をまとめておこうと思います。
①まずスマホ本体のGPS位置情報表示をONにする方法
Androidの場合
【端末自体の設定(ギアマーク)】→【位置情報】→【オン】
iPhoneの場合
【端末自体の設定】→【位置情報サービス】→【オン】
②LINEトークで位置情報を送る手順
【LINEのトーク画面の、左下の「+」】→【位置情報を送信】→【この位置で送信】
この設定で送れます。
普段は位置情報OFFでセキュリティ対策を!
LINEでは、位置情報が知らないうちに他人に共有/閲覧されたりすることはなく設定がオンでも自分から位置情報を送信しない限り、居場所がバレるという心配はありませんがやはり、セキュリティ上、普段はOFFにしておく方が良いと思われます。
LINEで写真を送ると写真の位置情報はどうなる?
スマートフォンで撮影した写真には、Exif情報と言われます、写真に対する様々な情報が保存されております。
たとえば、写真の撮影日時、撮影場所、解像度、撮影機種、などが色々含まれておりまして写真を受け取った方が、調べようと思えばそれも可能です。
トークに写真を乗せるのが怖くなってしまいますが、一応、LINE側では標準画像で写真を送った場合は、LINE側で「解像度・フォーマット・ファイルサイズ」以外は削除しているとの事です。
オリジナル画像(標準画像は圧縮して送っている、オリジナルは圧縮されない)、での送信時は、撮影場所のみ削除される様で、撮影日時は閲覧できてしまうので覚えておいた方がよさそうです。
写真を添えるなら、写真を選ぶ画面の左下「オリジナル画像」にチェックを入れない方が無難だと思われます。
まとめ
こちらも、非常に便利な機能なのですが、使い方を間違えますと、自宅の場所がばれてしまったり、個人情報の漏洩に繋がりますので、確認しといて頂きたい設定です。
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