実務者研修の喀痰吸引、実技テストとは?

介護職が喀痰吸引・経管栄養を行えるようになりました。ただその為には、『実務者研修』や『喀痰吸引研修』などを受けなければいけません。

 

実際に『実務者研修』で行った、喀痰吸引の実技試験を紹介します。

 

※試験を行う年、講師の先生、会場、法律などで内容が違ってくると思いますので、

あくまで、この時はこんな感じだったという、参考程度で読んでください。

 

 

 

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喀痰吸引(かくたんきゅういん)の実技試験!

喀痰吸引の合格基準は?

喀痰吸引の実技テストは、3種類あります。

 

① 口腔内喀痰吸引

 

② 鼻腔内喀痰吸引

 

③ 気管カニューレ内喀痰吸引

 

この3つを、それぞれ5回ずつ行います。最後の5回目が最終試験で、

そこを合格すればクリアです。

 

5回目以外は、間違ったりしても良いのですが、最後の5回目を不合格になると、

それまでの4回で合格点をもらえていても不合格になります。

 

3種類をそれぞれ5回行いますので、合計15回を持ち時間の1時間で終わらせないといけません。

 

ですのであまり時間はありません、各動作を『1回4分くらい』でこなせるように、

動作と台詞を覚え込まないといけません。

 

 

必要な道具、物品は?

試験会場には、用意されていますが、必要な備品は以下になります。

 

① 実技を行う用の『人形』

 

② 吸引器

 

③ 清潔な手袋×1・滅菌手袋×1

 

④ 吸引チューブ、口・鼻用×1、気管カニューレ用×1

 

⑤ 清浄綿、洗浄水、ゴミ袋

 

⑥ 医者の指示書

 

など

 

 

口腔内喀痰吸引の試験手順は?

実際に行った、実技試験の手順を記載します。セリフは自己流なところがありますので、

大事な部分が抜けていなければ、アレンジ可能です。

 

 

① 『これから口腔内喀痰吸引を始めます』

 

② 『まず、指示書確認します。』

 

③ 『OO様、90歳、吸引圧20キロパスカル、口・鼻吸引時間15秒以内、

注意点、高齢者のため耳が遠いのでゆっくりと説明します。』

 

④ 『手を洗います。』

 

⑤ 『備品準備、電源確認実施します。』ここで、備品を確認し、吸引器の電源を入れ、

吸引圧がかかるかチェックします、その後、吸引器はまた電源を切っておきます。

 

 

⑥ 『運びます、適正に配置します。』ここで、利用者さんの比較に配置する動きのふりをします。

 

 

  • ここまでが、作業内容と、備品配置の確認の作業になります、次は利用者さんに直接話しかけます。

 

 

⑦ 『OO様、少し痰(たん)の音がしていますね、吸引させていただきます、よろしいですか?』

 

『準備をしますね、カーテンを閉めます。』

 

『痰が出やすいように体制を整えます』『口と鼻、痰の状態を確認します。』と声をかけ、

口腔、鼻腔内の出血の確認や痰の状態を確認します。

 

 

⑧ チューブ保管容器、洗浄水容器、清浄綿の容器、のフタを開ける。手袋をはめる。

 

⑨ 利き腕に清浄綿をもち、小指あたりに持っておく、さらに利き腕でチューブの

接続面を持ちながら取り出す。

 

 

利き腕じゃない方で、吸引器側のチューブを持ち、利き腕のチューブと接続する、利き腕は、チューブ先端から10センチのところを、持つ。

 

利き腕じゃない方で、吸引器の電源を入れ、利き腕のチューブで、洗浄水を吸い、吸引圧『20キロパスカル』を、吸引器のメーターを見て目視確認する。

 

 

  • ここまでで、吸引準備完了です、直接利用者さんに許可を取ります。

 

 

⑩ 『OO様、吸引の準備が整いました、これから口から吸引を始めます、

よろしいですか?』と同意をとる。

 

⑪ 吸引チューブの根元を塞ぎながら、口の口角に沿って、口腔内を沿うように

チューブを口に入れ、10センチ全部は入れない程度、咽頭の手前あたりまで、

挿入し、チューブを塞いでいた指を離し、痰を吸引する。

 

 

チューブを、口から抜くときは、こよりを作るときのように、

チューブを回しながら抜き、吸い付きを防ぎながら抜く。

 

 

⑫ 吸引物や利用者さんを確認する。

 

⑬ 『OO様、吸引終わりました、お疲れ様でした。』と伝える。

 

 

  • ここで、吸引完了です、ここからは、片付けと利用者さんの状態確認を行います。

 

 

⑭ 利き手に持っていた、清浄綿でチューブを接続面から先端に向かって

拭き、清浄綿を廃棄する。

 

 

再度、利き手でチューブを持ち、洗浄水でチューブ内を洗浄する、その後、

利き手ではない方で、吸引器の電源を切り、吸引器側チューブと利き手のチューブを

切り離し、利き手側のチューブを容器に入れる。

 

 

利き手じゃない方の手で、吸引器側のチューブをしまい、手袋を汚れてている面を

内側にして、素手部分が汚れている面を触らないよう外し、廃棄する。

 

 

各容器の、フタを閉める。

 

 

⑮ 『OO様、痰が残っているような感じは、ないですか?』

『お疲れ様でした、姿勢を戻しますね。』

 

 

『痰の音はなくなりましたね、もう一度、鼻と口を確認します、

出血もないようですね。』

 

 

『顔色、呼も前より良くなりましたね、辛いところはないですか?、

なければこれで終了させていただきます。』

 

 

吸引物の入っている、吸引瓶の量を確認して、カーテンを閉め退出する。

 

 

 

  • ここまでで、作業が完了し、結果を報告に行きます。

 

 

 

⑯ 『手洗いします。』

 

⑰ 『報告します、OO様、~時より、口腔内喀痰吸引行いました、

白くてさらさらした痰が少量引けました、顔色、呼吸、全身の状態変化、

出血等ございません。』

 

 

『ヒヤリハット、アクシデントはありませんでした。』

 

 

『吸入瓶は80パーセント未満の為、交換していません。』

 

 

『使用物品を片付け、記録に記入完了しました。』

 

 

  • これで、『口腔内からの吸引』の実技テスト完了です・・・はぁ・・疲れた・・。

 

 

 

 

 

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鼻腔内喀痰吸引の手順は?

『鼻腔内』は、ほとんど『口腔内』の作業と同じになります。

変わるところだけ記載します。

 

① 『これから鼻腔内喀痰吸引を始めます』

 

③ 『OO様、90歳、吸引圧20キロパスカル、口・鼻吸引時間15秒以内、

注意点、右鼻は出血しやすいので注意する、高齢者のため耳が遠いのでゆっくりと説明します。』

 

 

⑩ 『OO様、吸引の準備が整いました、これから鼻から吸引を始めます、

よろしいですか?』と同意をとる。

 

 

⑪ 吸引チューブの根元を塞ぎながら、左鼻から、鼻腔内に沿うように

チューブを挿入する。

 

 

チューブを、鼻から抜くときは、こよりを作るときのように、チューブを

回しながら抜き、吸い付きを防ぎながら抜く。

 

 

⑰ 『報告します、OO様、~時より、鼻腔内喀痰吸引行いました、

白くてさらさらした痰が少量引けました、顔色、呼吸、全身の状態変化、

出血等ございません。』

 

 

 

この5カ所だけ、少し内容が変わりますが、他は同じ内容になります。

 

 

まとめ

だいぶ長くなってしまいました・・・。『気管カニューレ内部喀痰吸引』は、

結構行程が変わるところがありますので次記事で、ご説明いたします・・・。

 

 

やはり実技試験は・・・緊張します・・・。セリフ飛びまくり・・・・(汗)。

 

 

 

 

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